■C-88
もうすぐ見えるよ、あの防波堤に隠れ息を殺して涼しい目をした永遠で孤独な藍色が、陽気な気持は見せないようにそっとあなたの足許に這いずり回る、廻る、回る、希望と永遠のどちらをあなたは選ぶのか、やけに寒い夏の日の13時25分、溶けだしたアイスクリームを汗を吹き出しながら、震え頬張る無邪気な君に誕生日をさし出す。

上目使いで夢見る君にもう一度さし出す溶けだしたアイスクリーム、もう二度ともとには戻れないと笑いをかみ殺す。
そんな風に今まで生きてきたあなたに幸多かれ、ウタカタの毎日が空回るカタコト、片言。

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